将棋を子ども(幼児~小学校低学年の子)にやらせたいけど、どうすれば興味をもってくれるのかな?という疑問を解決する方法をまとめました。
近年、藤井聡太氏の活躍で、自分の子どもにも将棋をやらせたい!という親が増えてきましたね。

将棋は思考力向上にいいかも!
ですが、初めて将棋に触れる子どもには将棋はとっつきにくいものです。
子ども目線でみれば将棋の駒は漢字ばかりで馴染めないもの。
そこでいかに興味を持ってもらえるか!が勝負になります。
では早速みていきましょう。
将棋に興味を持ってもらう方法1:将棋で遊ぶ
やっぱり子どもは遊びにながら覚えるのが一番です。
将棋盤や駒との距離を近づけて自然と興味を持ってもらいましょう。
将棋倒し(興味度★★★)
子ども達が大喜びする将棋倒し。
並べるのは大変ですが、狙いどおりに全駒倒れたら爽快感が得られます。
まずは親が並べて倒して見せて、食いつきを伺いましょう。
単純な倒し方からアレンジした倒し方まで案外自由度は高いです。
【】
子どもと一緒に並べて、最初の齣押しを子どもにやらせると目を輝かせて食いついてきます。
将棋崩し(興味度★★☆)
きっと小学生の頃に経験があるかもしれません。
駒を詰めた将棋のフタを逆さまにして将棋盤の上に置き、そっと将棋のフタを上げると将棋駒の山の出来上がり。
【】
指先一本で音を立てずに将棋盤の外まで駒を移動したらその駒をもらうことができ、駒を多く集めた人が勝ちになります。
かなりの集中力と指先の器用さが必要になるので小学生以上じゃないと厳しいかもしれません。
ですが、駒をそ~っと取れた時の嬉しさが病みつきになり、将棋に興味を持ってくれます。
まわり将棋(興味度★★☆)
将棋盤の外周のマスをすごろくのように駒を進めて遊びます。
【】
まずは歩兵からスタートして、外周を一周回るごとにランクアップ。
歩兵→と金→桂馬→成桂→・・・→王将
の順。
最終的に王将が一周した人の勝ち。
駒を進める数は、金将を4枚盤上に振って、駒の倒れ方で決まります。
基本的には表が出た数だけマスを進めることができますが、ボーナスもあります。
金将の倒れ方 | 駒を進める数 |
表・裏・裏・裏 | 1マス |
表・表・裏・裏 | 2マス |
表・表・表・裏 | 3マス |
表・表・表・表(ボーナス) | スタート地点に戻ってランクアップ |
裏・裏・裏・裏(ボーナス) | その場でランクアップ |
駒が縦に立った(ボーナス) | 1駒につき10マス |
駒が横に立った(ボーナス) | 1駒につき5マス |
駒が斜めに立った(ボーナス) | 1駒につき100マス! |
駒が将棋盤の外に落ちた | 1回休み |
例えば下記の写真の場合は、?マス進めます。
【】
駒が斜めに立つはずはない!と思ってしまいますが、稀にあります。
一気に100マス進むことができ、一発逆転のチャンス。
これが出ると子ども達は大喜び^^
このまわり将棋、案外時間がかかります。
時短策として、折り畳み将棋盤なら折りたたんだ状態で半面のみ使用したり、駒の裏返さずに(成らないで)表面のみ使用したりする方法があります。
地域によってはルールが若干異なる場合もあるようです。
将棋に興味を持ってもらう方法2:将棋の本を渡す
子ども向けの楽しく読める将棋の本を渡しましょう。
キャラクター物だと食いつきがいいように思います。
おすすめの本としては、以下の2点。
はじめての子ども将棋(羽生善治・日本将棋連盟)
駒毎にキャラクターがデザインされており、それぞれ駒のイメージとぴったりです。
成った時のカッコよさは男の子ウケします。
【】
ドラえもんの小学校の勉強おもしろ攻略 はじめての将棋(ドラえもんの学習シリーズ)
やっぱりドラえもんシリーズは子どもウケがいいですね。
マンガを読めるようになる、小学校1年の後半から2年生以上におススメです。
将棋に興味を持ってもらう方法3:親が将棋を指す
やっぱり最後はこれです。
親が将棋を指して見せましょう。
父親vs母親でもいいですし、父親vs祖父でももちろん構いません。
大人が楽しそうにしていれば、子ども達は自然と将棋に興味関心を持ってくれます。
おわりに
子どもに将棋を覚えてもらうには興味を持ってもらうのが一番ですね。
自分の子どもが駒の名前や動かし方を少しずつ覚えて成長していく姿を見ていくのはとても嬉しいものです。
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