貼り付け失敗!東リのバスナフローレをDIY施工|注意点や道具の紹介

バスナフローレDIY施工の失敗談です。

浴室タイルの上にバスナフローレをDIY施工してみました。初めてのチャレンジということで慎重に作業したものの、結果は失敗。

私の体験で気づいた施工上の注意点や使用した道具を紹介していきます。

東リのバスナフローレはヒートショック軽減や水はけの良さで戸建て住宅を中心に人気がありますよね。

私の場合は築古アパートの浴室をカッコよくするために使用しました。

安い家賃のアパートなので費用対効果は見込めませんが、ついついこだわってしまいます。

失敗してしまったので真似はしないでくださいね。ご自身で施工される場合は自己責任でお願いします。

バスナフローレDIY施工の失敗

失敗例を挙げると以下の4つ。

  1. 下地補修材(クイックレベラー)が足りなかった
  2. 専用接着剤(バスナセメントEPO)が足りなかった
  3. 水勾配が甘かった
  4. 排水口周りのコーキングがカッコ悪い
  5. コーキング剤でバスナフローレが汚れてしまった

本人が気づいていないだけで失敗は他にもあるかもしれません^^;

ではどんな失敗だったか、どうすればよかったのか見ていきましょう。

①下地補修材(クイックレベラー)が足りなかった

これ、単に材料費をケチったからです。

お恥ずかしい。。。

バスナフローレ専用のタイルの目地埋め剤が下地補修材(名称:クイックレベラー)として販売されています。

1kg袋で定価7,000円と高価。

クイックレベラーが同梱されているバスナFA施工材料パックの標記によれば1kgは標準手配量(使用量の目安)約2.5㎡とのこと。

今回、単品購入ではなく、バスナFA施工材料パックを1つ購入しました。

東リ バスナFA施工材料パック BNSZP1~BNSZP11 (BNSZP1)

高めなので1セット(約2.5㎡分)のみ注文。実際の貼り付け面積約1坪(=約3.3㎡)ですが、不足の約0.8㎡分くらいは引き延ばせば何とかなるだろうと安易に考えていました。

というのもタイルの目地を白セメントで埋めてからバスナフローレ専用目地埋め剤を使用すれば余るのでは?と考えたから。

で、結果は当然失敗。

2分の1くらいバスナフローレ専用目地埋め剤でタイル目地を埋められましたが、残りの2分の1は足りず。。。orz

しょうがないので白セメントで埋めました。

白セメントは表面が粉っぽい感じがするので、バスナフローレを張り付けた際にちゃんと接着できるか心配。

(後日談)

ネット検索していたら安く販売されていました。

東リ クイックレベラー 1kg*1袋 目地埋め 下地補修材

ネット通販ではそれほど高くないので買っておけばよかったです><

②専用接着剤(バスナセメントEPO)が足りなかった

これも材料費をケチった結果です。

上記①と同じ。

専用接着剤が5分の4程度塗ったところで足りなくなってしまいました。

下の写真の上側のやや三角形の部分がバスナセメントEPO不足箇所です。

残りの5分の1は手元にあったセラールキッチンパネル用接着剤で代用。

当然ちゃんとくっつきません。

キッチンパネル用接着剤を使用するくらいならホームセンターで塩ビ床材用接着剤を使用した方がましな感じでした。

こんなやつ↓

しかし貼り付け作業を始めてしまっているので途中で買い物に行くこともできず、急きょ手元にあったものを代用。

おそらくちゃんと張り付いていないでしょうね。

不幸中の幸いですが、接着剤を代用した範囲は化粧洗面台の設置位置とトイレタンクの下の方だったので、それほど影響はないでしょう(たぶん^^;)。

(後日談)

こちらもネット検索していたら安く販売されていました。

東リ バスナセメントEPO 1kgセット BNEP-CA

う~ん。消耗品は少し余るくらいを用意しなきゃですね~。

③水勾配が足りなかった

これ、最悪です。トイレタンク下に水が溜まります。

シャワー周辺の水勾配とトイレ設置箇所の水平ばかりを気にしてトイレ本体裏手のタンク下は水勾配をつけるのをすっかり忘れていました。

今回、トイレの向きを90度変えました。

それに伴ってトイレ設置箇所の床面を水平にしなければならないのですが、水平にばかり気を取られ、その裏手の下地調整を忘れていました。

接着剤を塗っている際に気づいたのですが、どうにもならず諦めました。

トレイ周りの掃除の際に水が溜まります。

普段のシャワーを浴びる程度ではトイレタンク下まで水は来ないのでそれほど生活に支障はないと思いますが、水はけの悪い浴室は最悪です。

って、バスナフローレに替えるメリットの一つを自らつぶしています^^;

④排水口周りのコーキングがカッコ悪い

仕上げ作業に排水口周りにコーキングしますが、横着してしまいました。

コーキングを打った後、余分なコーキングの拭き取りにコーキングベラを使用すればよかったものを隣の部屋に取りに行くのが面倒、との理由で厚紙で代用してしまいました。

そしたらコーキング箇所の表面に薄っすら筋が入ってしまいました。

コーキングベラ↓

流し台や洗面台周りのコーキングの拭き取りに便利。

指で拭き取ってもいいですが、コーキングベラを使用した方がコーキングの厚みや凹みが一定になって見栄えがいいです。

⑤コーキング剤でバスナフローレ表面が汚れてしまった

バスナフローレの外周をコーキングしたり、セラール浴室パネルのコーキングを拭き取ったりした際に、バスナフローレにコーキングが垂れてしまいました。

すぐに拭き取ったのですが、きれいに拭うことができずベタベタ感が残ってそのうち細かいゴミが付着してやや黒っぽく汚れてしまいました。

マスカ―で養生しておけばよかったと後悔><

マスカ―は適当な長さに貼り付けて広げれば簡単に養生できるので便利ですね。

バスナフローレの排水口穴開けと角処理

排水口の穴開けと角の処理は何とか無事にクリアしました。

排水口の穴開けにはコンパスカッターが便利。

本番前に切れ端で練習。

何周かクルクル回すとカットできます。

ホームセンターでも販売していますが、ネット通販の方が若干安かったです。

オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター

角の処理は両面テープを貼り付けた切れ端を角に合わせて置いておき、バスナフローレを広げて押し付けると切れ端の角が実際の角になります。

これに合わせて切れ込みを入れればばっちり^^

角が合ったのであとは端部の余分をカットすればOK。

おわりに

ネット検索でヒットする動画やブログを眺めていると簡単にDIY施工できそうな気がしてしまいます。

しかしバスナフローレは難しいです。

バスナフローレのカットは丁寧に時間をかけて寸法取りすれば何とかなると思いますが、下地の調整や接着は限られた時間の中で作業を進めなければなりません。

この辺が難しかったなと。

今回の反省点を踏まえ、次回機会があればばっちりに仕上げたいと思います(またチャレンジするのかい!ってツッコミはなしでお願いします^^;)。

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