SHOWA製ドアノブ（浴室・トイレ用）の外し方のポイントを写真で解説します。
浴室やトイレのドアノブは湿気で内部がサビついたり、摩耗や金属疲労で部品が破損し、開閉ができなくなることがあります。
トイレや浴室に閉じ込められたら大変。異常に気づいたら早めにドアノブを交換しましょう。
今回、ドアノブを外す機会がありましたので手順を紹介します。
なお、ドアノブのメーカーはSHOWA。
アパートから戸建ての浴室やトイレなど幅広く使用されていますね。
目次
SHOWAドアノブの外し方
ドアノブの外し方手順
- 内側のドアノブを外す
- 外側のドアノブを外す
- ラッチを外す
文にすると簡単ですね。
今回作業の対象となったドアノブ。
フロント面のビスの脇に『SHOWA』の刻印があります。
一番の難関は最初の手順の内側のドアノブを外すこと。
では順に見ていきましょう。
１．内側のドアノブを外す
まず、小さくて細いマイナスドライバーを用意します。
内側のドアノブの穴の部分にマイナスドライバーを突っ込んで、バネ入りの爪を押すことによりドアノブが外れる仕組みです。
写真の根元の横につぶれた穴↓
穴の中央からやや右側に縦の線が入っています。これがドアノブを止めている爪。
この爪の部分を小型のマイナスドライバーで押しながらドアノブを引っ張れば外れますが、なかなか一発では押せません。
爪を押せていればバネの感触を感じるので探りながらドライバーの先を押し付けます。
懐中電灯で照らしながら作業すると楽です。
きちんと爪を押せば簡単に外れます。
２．外側のドアノブを外す
外側のドアノブ本体を固定しているネジを外します。
その前にカバーがついているのでマイナスドライバーで外していきます。
ネジが現れました。この固定ネジを外します。
そして外側からドアノブを引っ張ると・・・
外れました！
これで作業完了です。
新しいドアノブを逆の手順で取り付ければ作業完了^^
ドアノブの交換はDIYでも可能ですが、カギ屋さんにお願いすると簡単で安心確実です。
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少々高くなってしまいますが、カギトラブルの出張サービスを利用するのもありかもしれません。
ともかくトラブルになる前に早めに交換しましょう。
ドアノブ購入のポイントと販売先
ドアノブ購入時の注意点やポイントをまとめておきます。
- バックセットの長さ
- 扉厚
- フロントの幅、長さ
- ビスピッチ
- 円筒錠であること
これらを最低でもチェックしておきましょう。
なお、ドアノブの販売先はいくつか考えられます。
まずはホームセンター。
大型店舗には置いてあると思います。
ただ同じメーカーのものが置いてあるかわかりませんので、店員さんにサイズが合うかどうか確認しながら購入しましょう。
スマホで写真をとっておき、見せながらサイズを説明すれば間違いないかも。
続いて通販。
自宅にいながら購入できるので便利ですが、しっかりサイズを測ってから注文しないと届いてからがっかりします。
SHOWA製なら楽天で購入できます。
ユーシンショウワ社ロック錠SM-U65 バックセット60ミリ☆☆U-SHINSHOWA円筒錠
あと、FUKIのユニバーサル円筒錠は互換性があるようです。
こちらの方が価格が若干安いので少しでもコストダウンにこだわる方はこちらを選んでもいいかもしれません。
ただしサイズはしっかり合わせましょう。
余談になります。
私の失敗談です。
またDIYを始めたばかりの頃ですが、扉のドアノブはサイズさえ合えば何でも取りつくものと勘違いして、セットバック、扉厚のみを測ってドアノブを購入。
いざ取り付けてみようとドアノブを撤去し、組付けようとしたら全然合わない。
サイズは合っているのに。。。
原因は扉には円筒錠タイプのドアノブが付いていましたが、チューブラ錠を買ってきてしまったこと。
チューブラ錠は長い二本のビスでドアノブを固定していますが、円筒錠は中央に円筒の部品があります。
扉への固定方法が異なるので当然取り付けできません。
当時の私はドアノブに種類があることを知りませんでした。
お恥ずかしい。。。
結局、購入先のホームセンターに返品をお願いし、相談しながら部品を購入しました。
おわりに
トイレや浴室のドアノブはサビ付きが早いですよね。
知人の住むアパートの浴室ドアノブはひどかったです。
サビでボロボロになり、開閉の度にサビが落ちていました。しかもハンドルは回らず、ラッチは動かずで、ただの取っ手状態。
そうなる前に交換したいですね。
