アリメツの効果や有効成分についてまとめ、実際にアリが集まる様子も紹介していきます。
アパート経営現場において、入居者からアリが多いから何とかして!などと苦情をいただくことがあります。
入居者自身で対応してほしいと思いつつも、快適な住環境提供のためについついお手伝いしてしまいます。
様々なアリ対策グッズを試しましたが、一番効果があったのが『アリメツ』でした。
『アリメツ』は効果がない、などの意見もありますが私の住んでいる地域ではよく効きます。
効果の大小は地域的なものなのか、アリの種類が違うのかはよく分かりません。
今回、『アリメツ』を紹介していきます。
目次
『アリメツ』で実際にアリが集まる様子
実際にアリが集まる様子を撮影しました。
アリの種類はよくわかりませんが、数滴垂らすとあっという間に集まってきました。
インスタグラムに時間を縮めた動画を貼り付けたのでよろしければご覧ください。
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おおよそ一時間程度で数滴の『アリメツ』は食い尽くされてしまいました。
実はこの動画、3回目の食い尽くしです。
1回目、2回目はもっと勢いがすごく、30程度で『アリメツ』が無くなりました。
動画を撮影しようと思ったのが2回目の途中。
なので3回目は少し勢いが弱い感じです。
しかも撮影中、急に外で土砂降りが。
アリさん達の足が遠のきました。
それでも食い尽くしてくれたのでやはり『アリメツ』はよっぽど美味しいのでしょうね。
『アリメツ』の効果や有効成分
『アリメツ』の効果
効果のあるアリの種類は以下のとおり。
- アカアリ
- ヒメイエアリ
- クロオオアリ
- アメイロアリ
- アルゼンチンアリなど
シロアリには効果がないようです。
『アリメツ』を食べたアリは4~10時間後に中毒を起こし、24時間後には死ぬようです。
ただ、巣の中の卵は7から10日で孵化し再び活動するので継続して施液することが肝心とのこと。
『アリメツ』はアリ専用の殺蟻剤のため、他の用途には使えません。
ホウ酸が入っているため、様々な虫に利用できそうですが、あくまでアリ専用ですね。
『アリメツ』の成分と使用方法
アリによく効く『アリメツ』ですが、成分が気になります。
パッケージに概要が、本体には成分の割合も示されています。
内容量55g
- 水分42.6%
- 糖蜜他57.4%(内、糖分98%、ホウ酸2%)
有効成分はホウ酸とのこと。
ホウ酸は人体には無害と言われています。
ご家庭でゴキブリ対策でホウ酸ダンゴを手でこねて作ったり、各種防腐剤にも入っていたりするほど身近なもの。
安心して使用できますね。
また、植物にも無害です。
<使用方法>
『アリメツ』の使用方法は簡単です。
アリのいるところ数滴垂らして放置するだけ。
なお、『アリメツ』に同梱されているものは次の2種類。
- アリメツ55g×1本
- 専用小皿2枚
具体的な使用方法はパッケージに記されています。一部抜粋です↓
- 付属の専用小皿にアリメツ10数滴を滴下してアリの巣か通路の近くに置く
- 原液のまま用い、雨天の場合は雨水の入らないようにする
- 直射日光下では表面に薄い膜を生じアリが捕食しにくくなるため日陰に置く
<注意点>
- 舐めたり飲んだりは絶対にしてはいけない
- 乳幼児の手の届く場所での施液は止めること
- 皮膚についたり目に入った時は直ちに洗い流してください
ホウ酸は人体には無害で安全と言われていますが、取り扱いは注意ですね。
ちなみに『アリメツ』は最寄りのホームセンターでも手に入ります。
もちろん通販でも購入可能です。
それほど高くないので気軽に試すことができますね。
おわりに
アリ駆除で悩んでたどり着いたのが、この『アリメツ』。
こんなに効果があるとは思いませんでした。
ですが、ネット情報によるとアリにも耐性が付くそうです。
耐性が付く前にこまめに施液して、巣のアリ達を一網打尽にしたいと思います。